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更新日:2025/03/23
優先順位の判断が適切にできる状態になっているでしょうか?
プロダクトバックログアイテムで溢れていないか?
優先順位の判断に時間がかかったり、正しく判断できないことが増えたりするので、適切な個数を保つことも非常に重要だと思います。
昔行った見積もりのまま放置されていないか
最新の優先度順に並んでいるか
プロダクトバックログはどのように管理すべきなのでしょうか?
チームごとに最適なプロセスを回すことが大切だと思いますが、リファインメントの実施が非常に重要だと思います。
新たにつまれたストーリーや、既存のストーリーでも優先度が変わるものがあれば並び替えをする
ストーリーは1スプリントで完了できる単位で分割されてることが望ましいです
ストーリーを分割することで、「早く小さく価値を提供する」ことの実現に近づきます
特に優先度の高いとされたストーリーは直近(次やその次)のスプリントに積まれることが想定されるので、分割しておくとプランニングがスムーズに進みます
ストーリーを分割することで、そのストーリー内の優先度も明確になる
直近のスプリントのことを思い出しつつ、ストーリーポイントの見直しをするとよいかもしれません。
以下の理由により、最低でも週に一度はやることがおすすめです。
プロダクトバックログの優先順位は一度決めた後も随時変わることがあるため
日々の開発やフィードバックにより、より重要なストーリーが生まれたり、重要だと思っていたストーリーの優先度が下がることもあるあため
見積もりの精度はスプリントを経るごとに上がってくるため
ずっとプロダクトバックログに残っていると視認性が下がり、リファインメントの作業の品質が落ちます
また実施予定のないストーリーが残っていることはトラブルの元にもなりません。
バックログに積んである=実装されるということが期待され続ける
結果的に機能を落としたときの落胆が大きくなる
もちろん、関係者との話し合いも必要なことがあるかもしれないですが、削除するという選択肢も持っておくことが重要です
※ 基本的には見ないが、削除した履歴を残すためにアーカイブ先として別のツールに保存しておくのも良いかもしれないです。
リファインメントを行うことでプロダクトバックログアイテムを洗練することが重要だと思います。
洗練されている状態
適切な優先順位で並び替えができている
優先度の高いプロダクトバックログアイテムが1スプリントで収まる範囲で分割されている
実装する確度があまりにも低いプロダクトバックログアイテムがずっとそのままに残っていない